管理監督者および個人に対するハラスメント問題の相談 〜赤坂和哉先生〜

2022年4月から中小企業にも適用になる「パワハラ防止法」

転職や仕事を辞める理由として、必ず上位に位置するのが「人間関係」です。人間関係の問題においては、相手に問題がある場合もあれば、自分の物事の捉え方に問題がある場合もあります。ですが、ハラスメントに関しては、今日一般的には相手を問題視します。

2022年4月から、いわゆる「パワハラ防止法」(労働施策総合推進法)が中小企業にも適用されます。中小企業には相談窓口の整備やハラスメント防止研修等が求められますが、これまで十分にこの問題に取り組んできていない企業は、どこから手を付けて良いのかわからない場合も多いかと思います。そして、実際にハラスメントの問題が起きた場合は、その対応にはなかなかの困難が伴います。

しかし、しっかりと相談窓口をはじめとした相談体制を整備し、予防教育としての研修を充実させ、実際のハラスメント問題に対処することができれば、あたりまえですが、職場のパフォーマンスは向上し、人材は流失せずに、良いパフォーマンスを維持したまま職場は安定していきます。

そして、重要なことは、こうした状況に一番影響を与えることができるのは、経営者や管理監督者だということです。

ハラスメント相談に精通しているカウンセラーも在籍

市ヶ谷カウンセリングセンターには、ハラスメント相談に精通しているカウンセラーもおり、ハラスメントにまつわる様々な相談にも応じていますので、「相談窓口を作らないといけない」「どんな研修をしたら良いのかわからない」「職場の人間関係の質およびパフォーマンスを向上させたい」等といった経営者や管理監督者の方は、是非一度ご相談ください。

ハラスメントの問題では、ハラスメントをされた側の人は精神的にダメージを被ります。市ヶ谷カウンセリングセンターでは、もちろん、そうした人々のケアの実績もありますので、管理監督者に限らず、ハラスメントに悩む個人の方も、一人で悩まずに、まずはご相談ください。

赤坂和哉

Profile
資格/(財)日本臨床心理士資格認定協会臨床心理士、公認心理師、USPT Basic Level資格、日本学生相談学会大学カウンセラー資格
経歴/パリ第8大学大学院精神分析学専攻DEA課程修了、上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学
職歴/カウンセラー、中学校心理療法士、学生相談員、大学教員等
専門分野/精神分析的精神療法(ラカン派精神分析)、USPT(タッピングによる人格統合心理療法)等
所属団体/日本精神分析学会、日本心理臨床学会、日本学生相談学会、日本ラカン協会